糖質について
先のブログで脂質について軽く触れたので、脂質についても書いておきます。
人間目線の「健康的な食事」は脂肪控えめ、当分控えめ、なのですが、
犬の場合人間の子供のように勝手にお小遣いで買い食いしたりしないので、
人間目線でメタボ防止用の健康的な食事(のつもり)を与えると必須栄養素の欠乏が起きることがあります。
犬だけでなく、哺乳類は必ず糖を必要としており、万一グルコース(ブドウ糖)が欠乏するようなことがあると脳に大変なダメージとなります。
ただ、犬と人間とでは、糖の獲得方法が少し異なっている為、ここが色んな混乱のもとなのです。
人間は炭水化物からグルコースを作りエネルギーとして利用していますが、犬の場合蛋白質(アミノ酸)からグルコースを生成しエネルギーとすることができます。
とはいえ犬もある程度は炭水化物を消化できるため、芋や米などから糖を得ることも可能ですが。
とりわけ糖を必要とするのが、妊娠中と子犬期です。
母体から血液を通して糖を送ることで、胎児の体は成長します。
また、小さな子犬の間は脳の発達、神経の発達のために沢山の糖を必要としています。
従って、妊娠中と成長期には、蛋白質はもちろんのこと、炭水化物(糖質)も与える方が良いとされます。
糖は大変太りやすい栄養素なので、摂りすぎると肥満になります。
また、癌細胞は糖を栄養として増殖するため、糖の摂りすぎは癌を発症・進行させる危険があります。
従って、成犬にはダイレクトにショ糖、ブドウ糖、果糖を多く含むものは控え目にして、蛋白質を十分に与え、しっかり運動。
妊娠中と成長期は消化の良い状態にした炭水化物や野菜も意識的に摂らせてあげる。
これがベストではないかと思います。
それから、加熱食品であるドライフードには酵素が含まれていないため、犬が蛋白質を有効に分解利用するのは難しいのではないかと思います。
そのためドライフードだけを食べている犬は、グルコースを主に原料の半分を占める炭水化物から得ていると思われます。
すると余剰の蛋白質が肝臓や膵臓に負荷を与えてしまいますので、やたら高蛋白なドライフードをあげている方は是非、酵素の摂取を同時にするよう心掛けて下さい。
野菜や肉や果物や、色んな食品を生で少しずつ食べていたら、そんなに必死にならなくても酵素は摂れます。
と、犬の散歩の時間が来てしまったので今日はここまで・・・。
人間目線の「健康的な食事」は脂肪控えめ、当分控えめ、なのですが、
犬の場合人間の子供のように勝手にお小遣いで買い食いしたりしないので、
人間目線でメタボ防止用の健康的な食事(のつもり)を与えると必須栄養素の欠乏が起きることがあります。
犬だけでなく、哺乳類は必ず糖を必要としており、万一グルコース(ブドウ糖)が欠乏するようなことがあると脳に大変なダメージとなります。
ただ、犬と人間とでは、糖の獲得方法が少し異なっている為、ここが色んな混乱のもとなのです。
人間は炭水化物からグルコースを作りエネルギーとして利用していますが、犬の場合蛋白質(アミノ酸)からグルコースを生成しエネルギーとすることができます。
とはいえ犬もある程度は炭水化物を消化できるため、芋や米などから糖を得ることも可能ですが。
とりわけ糖を必要とするのが、妊娠中と子犬期です。
母体から血液を通して糖を送ることで、胎児の体は成長します。
また、小さな子犬の間は脳の発達、神経の発達のために沢山の糖を必要としています。
従って、妊娠中と成長期には、蛋白質はもちろんのこと、炭水化物(糖質)も与える方が良いとされます。
糖は大変太りやすい栄養素なので、摂りすぎると肥満になります。
また、癌細胞は糖を栄養として増殖するため、糖の摂りすぎは癌を発症・進行させる危険があります。
従って、成犬にはダイレクトにショ糖、ブドウ糖、果糖を多く含むものは控え目にして、蛋白質を十分に与え、しっかり運動。
妊娠中と成長期は消化の良い状態にした炭水化物や野菜も意識的に摂らせてあげる。
これがベストではないかと思います。
それから、加熱食品であるドライフードには酵素が含まれていないため、犬が蛋白質を有効に分解利用するのは難しいのではないかと思います。
そのためドライフードだけを食べている犬は、グルコースを主に原料の半分を占める炭水化物から得ていると思われます。
すると余剰の蛋白質が肝臓や膵臓に負荷を与えてしまいますので、やたら高蛋白なドライフードをあげている方は是非、酵素の摂取を同時にするよう心掛けて下さい。
野菜や肉や果物や、色んな食品を生で少しずつ食べていたら、そんなに必死にならなくても酵素は摂れます。
と、犬の散歩の時間が来てしまったので今日はここまで・・・。